376 現場のスタッフが体感できる数字とは?
2009-01-31 (土)
毎月、お客様の会社を訪問して、月次財務報告をさせて頂くのですが、 その中では、「お客様自身が数字を実感できるような資料づくり、説明方法」 を心がけています。
先日も、あるお客様を訪問させて頂き、従来は全社単位で把握していた売上を 商品グループ別、主要得意先グループ別といった単位で売上・利益状況の報告を させて頂きました。
また、同時に過年度対比や予算との対比や、今後どれぐらいの改善幅で、 どれぐらいの売上・利益アップが図れるのかといった具体的な数字の比較資料も 添付するようにしたところ、その経営者の方にも数字を実感して頂き、 「わかりやすいですね。この資料で、スタッフと打ち合わせしますね。」と 言っていただきました。
以前にもこのブログでお伝えしましたが、エムズファクトリーが財務コンサル 契約をさせて頂いているお客様には、月次財務報告書を提供しています。 そして、その説明を行う際には試算表を主体とした説明は一切行いません。 (中には、試算表を一切見せずに、そのデータを加工した財務分析資料のみで 説明が終わることもあります)
もちろん、月次財務報告書の最後には試算表自体も付け加えていますし、 財務分析資料を説明する際には、弥生会計のデータを直接見てもらって お客様に数字の状況を理解してもらうこともあります。
ですが、これらは、あくまで補足でしかありません。 というのも、あくまでお客様自身が、その数字を日々の経営と比べて 実感できるものでなければ、意味がないからです。
会社の数字というものは、お客様自身が体感して、その数字をもとに 具体的な改善策を講じることで、はじめて「数字」に価値が出てきます。
お客様の日々の経営努力が実を結ぶように、これからも「会社の数字」を わかりやすく、お伝えできるよう、努力したいと思います。
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Yahooのビジネスエクスプレス登録が完了しました。
昨年末から準備を進めていたエムズファクトリーHPと、財務コンサルティング ドットコムの2サイトのYahooのビジネスエクスプレス登録が、遅ればせながら、 完了しました。
1月の成果の一つといえますね。来月も、一つずつ、撒いた種に水をやって 花を咲かせたいと思います。