起業して、ちょうど20年!
2023-09-09 (土)
本日9月9日は、財務マネジメント株式会社の創業記念日です。
そして、2003年9月9日に起業(法人設立)しまして、本日で無事に丸20年の節目を迎えることができました。
これも偏に、創業時から今日までお世話になっている皆様のおかげです。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
思い起こせば……、というくだりは割愛したいと思いますが、基本的には、創業時に思い描いた
「中小企業の財務体質改善を支援したい」
「中小企業経営者の経営判断に役立つ財務データを提供したい」
「より良い経営判断ができるよう、中小企業経営者をサポートしたい」
という想いは、創業して20年経った今でも変わりません。
ただ、この20年で大きく変わったことは、何より働き方ですね。
起業した時は、まだ20代でしたし、当時は朝から晩まで、土日も問わず働くのが当たり前の時代でした。
それから、自社の社内ノウハウの共有、お客様とのコミュニケーションをより効率的にするために、暗黙知から形式知への切り替える手段として、チャット・オンラインMTGを主体としたビジネスモデルに切り替えて、はや15年以上となります。
当時は、電話やFAX、メール、対面での打ち合わせが主体の時代でしたので、最初はなかなか理解してもらいづらかった部分はありましたが、おかげさまでコロナ禍による後押しもあり、完全に市場に認知された働き方となりました。
そして2023年は、ChatGPTをはじめとする人工知能の目覚ましい進展、アフターコロナにおける市場環境の変化が起きる中、自分自身がどのような付加価値をお客様に提供できるかを考えさせられる時代になりました。
少々のことはネットで検索すれば、それなりに無料で情報は入ります。
でも、そのような中でも、お客様からは、
「森岡さんに、現状を聞いてもらって意見を聞きたい」
「森岡さんなら、この状況をどう思われますか?」
「森岡さんなら、どういう経営判断を下されますか?」
「森岡さんが思う具体的な対応策を聞きたい」
等々、毎月の打ち合わせでは、財務資料を通して、私なりにいろんな意見をお伝えさせて頂いています。そして、この「森岡さんならどう思うか?」というフィルター機能が、私自身のコンサルタントとしての付加価値に大きく寄与しているのではないかと、改めて実感している今日この頃です。
これから起業30年、40年を目指すにあたり、今一度、自身の付加価値を見直しつつ、これからも仕事に精進したいと思います。