393 お互いにとって、価値のある時間を創る
2009-04-09 (木)
プレスリリースを出したことや、4月を迎えたこともあり、数多くの営業の電話が かかるようになってきました。
既に、多くのお客様や取引先の方々には、日頃の連絡方法として、Skypeチャットや メールが浸透していますし、緊急の用事がある場合のみ、私宛に直接連絡をもらえるので 心配ないのですが、営業の電話については、若干苦慮しています。
ひどい会社などは、お断りしても10回以上電話をかけてきたりします。「前回お断り してますよね」と伝えると、『そうでしたか』との回答(苦笑)。 このようにあきれてしまう営業電話も多いです。
また、当社が取り寄せている雑誌の会社からも(おそらくその営業マンの携帯電話から) 『この度、御社の担当になりました○○です。今、近くにいるんですが、お話したいことが あるので、これからお時間頂けませんでしょうか?』という連絡です。
当然、こちらもお客様からの依頼業務に時間を割いていますので、こちらの回答としては 「ご用件については、メールでお願いしてもよろしいですか?」とお答えします。
すると、『10分で構わないんですが。』と営業マン。
そこで、「10分で済む話であれば、なおさらメールでお願いします」とお答えすると、 「あっそうですが」という返事で、電話が切れてしまう始末です。
私自身の考え方ですが、このような一方通行の営業は、時代錯誤だと思います。
電話営業をするだけ、相手の不満を高めてしまうのでは?とも思ってしまいます。
今は、ルートセールスが横行している時代でもありません。 このような時代は、なおさら、「本当に相手が求めるものを提案できる能力」が求められている と思います。
電話営業をするのは、ある種、自由かもしれませんが、相手の都合やニーズを無視して、 自社の商品を押し売りするスタイルに、未来はありません。
営業しようと思うのであれば、相手がまず、商談することの価値を感じてもらうこと、また、 関心を惹く内容のセールストークが必要です。
私自身も、新規のお客様との契約話になると、プレゼンは当然させて頂きますが、相手の ニーズを踏まえた上でお話させて頂くように心がけています。
また、取引先の方々からのアポイントもよく入りますが、基本的には、お互いが時間を 使って会うからには、お互いに会う価値のある商談にすることを心がけています。
お客様や取引先の方々、日頃からお世話になっている皆様とは、これからも、お互いが お互いに「お会いできてよかった」「商談できてよかった」と思ってもらえる関係を、 目指したいですね。
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