381 中小企業の組織図とWEBサービスの関係
2009-03-03 (火)
大手の上場企業と異なり、中小企業の組織図を見てみると、 誰が上司なのかがわかりづらかったり、組織の中でやるべき 業務が消えてしまったりすることがあります。
そのような時にお勧めなのが、大手上場企業のイメージで 会社に必要な部門や役職等を列挙する方法です。
例えば、会社の組織における機能としては、 営業部門、製造部門、研究開発部門、マーケティング部門、 総務部門、経理部門、広報部門、財務部門、人事部門、法務部門、 IT部門、品質管理部門、といったように、数多くの部門が挙げられます。
ここで、自社の組織図と見比べてみてください。
営業や製造、経理などについては、中小企業にとっても 必須の部門だと思いますが、それ以外の部門については、 経営者自身、もしくは社内の誰かが兼任で処理をしている ケースが大半だと思います。
ですが、兼任を重ねていると、経営者であれば、本来の 「会社を経営する」という業務に専念できませんし、従業員が 兼任しているケースでも、同様にその従業員が本来果たすべき 役割がこなせなくなってしまいます。
要するに、本業に集中できる時間が減ってしまい、このことが 最終的には、自社の強みが発揮できず、他社との差別化が困難に なってしまう要因にもなりかねません。
だからと言って、中小企業では、それぞれの部門で専門の人を 雇うまでには至らない。(予算的にも厳しい)
そこで、お勧めなのが、それぞれの部門を専門に行っている 会社のWEBサービスを活用することだと思います。
法務部門であれば、債権管理のツールとして、WEB上で 活用できる与信管理ツールを活用する。
IT部門であれば、ITツールのサービスを提供している 会社のサービスを活用する。
マーケティング部門であれば、各業種で専門特化している マーケティング情報やサービスを活用する。
といったような感じで考えてみると、完全にアウトソーシング やコンサルティングサービスを利用するとなると、多額の諸経費が かかってしまいますが(もちろん、費用対効果が見込めるのであればOK なんですが)、WEBを活用しているサービスだと、安価でサービスを 受けられますので、経済的な負担も少なく、自社がカバーできない部分を フォローしてもらえます。
まさしく、中小企業にはなくてはならないツールだと思うんです。
もちろん、M’s FACOTRYが提供しているWEB財務コンサルティングも 同様のコンセプトで実施していますので、資金繰りや財務面で悩みを 抱えている経営者の方々にもリーズナブルな費用で、活用してもらえる サービスになっています。
いずれにしても、中小企業が不足している資源やノウハウ、組織の機能は、 WEBサービスを活用することで、弱みを十分にカバーできますし、それと同時に、 自社の強みに特化できるという点も、WEBサービスの強みだと思います。
自社の問題点を発見しようと思うのであれば、組織図を書いてみること、 自社の今後の成長・発展を考えるのであれば、WEBサービスを活用すること。
こう考えると、何の関係も無さそうに感じますが、組織図とWEBサービスは、 ワンセットで考えるべきものなのかもしれません。
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