439 IT業界以外の方も参加可能な【IT飲み会の魅力】とは?
2011-06-17 (金)
一昨日の水曜日、大阪IT飲み会に参加してきました。
このIT飲み会は、株式会社ECstudioさんと株式会社サムシングファンさんの
2社が主催企業となり、「IT業界を盛り上げる」ことを目的に、3年前から開催
されています。
そして、このIT飲み会は3つの目的で運営されています。
1.売上を上げるための情報交換
2.売上を上げるための人脈作り
3.そして飲み会中に売上を上げる
私自身は、昨年の1月から参加させて頂いていますが、そのきっかけは、
ECstudioの山本社長から「エムズさんはIT業界ではないですが、森岡さんは
ITを業務に活用しておられるので、IT飲み会への参加資格がありますよ!
是非一度参加してみてください。」とお誘い頂いたのがきっかけです。
実際に参加させて頂いて1年半が経過しましたが、結論から言いますと、
3つの目的全てを達成することができました。
では、IT業界でも無い私が上記3つの目的をどのように達成できたのか?
その理由は以下の3点だと思っています。
1.「お手伝いできること」と「手伝って欲しいこと」を明確にする
まずは、自社がどんなサービスをしているのかを簡潔に説明できるように準備しておくこと。
口頭で説明するのもいいですが、IT業界の参加者が多いこともあり、相手にとっては異業種の
情報なので、それも踏まえて名刺等で一目見ると理解できるようにしておくのもいいと思います。
それと、「手伝って欲しいこと」を明確にすることも大切ですね。
私の場合は、自社でHP製作やお客様のアンケート収集などを行っていましたので、
それらを依頼できる人を探していましたし、社内業務のIT化に向けて情報を提供して
頂ける方を探していました。
ギブアンドテイクではありませんが、この2つを意識しておくことが重要だと思います。
最近では、IT業界の方じゃないと知り得ない情報を知ることもできるなど、
交流するだけで、たくさんの情報や刺激をもらうことができます。
2.IT飲み会に4回以上参加して、人脈を作る
この「4回以上参加する」というのは、主催者であるサムシングファンの薮本社長が
常におっしゃっておられることですが、継続して参加することが重要です。というのも、
1回だけの参加では、相手の人となりを全て把握することは難しいです。当然、自分という
人間を知ってもらうのも難しい。となると、継続的に足を運んで、お互いを理解するまでの
時間が必要ということになります。
営業時のアイスブレーキングではありませんが、お互いに打ち解け合うまでの
期間の目安となるのが「4回参加する」ことではないかと思います。
実際、参加回数を重ねていくと、参加者の方とお話する内容も、仕事とは全然関係のない
プライベートな子育ての話だけで大人数で意見交換するぐらい、コミュニケーションがとれるように
なりますし、お互いの人間性を理解しあえると、仕事の受発注もしやすくなるという感じですね。
また、私の場合は、4回目の参加時に20分ほどの時間を頂いて財務に関するショートプレゼンの
機会を頂いたおかげで、「自分ができること」を知ってもらえたことも人脈作りに大きく
影響したのではないかと思います。
3.実際に、飲み会メンバー間で仕事の受発注を体験してみる
「ひたすら、受注を待つだけで何もしない」というよりも、実際に参加しておられる方の中で、
自社が困っている業務や内容について、依頼してみることも重要だと思います。
私の場合は、HPの製作依頼、顧客事例取材、写真撮影依頼といった仕事を、IT飲み会メンバーに
依頼させて頂きました。
ITを知り尽くした専門家に依頼したおかげで、HPへの問い合わせアップ、そして自社の
売上アップへと繋がりました。
このように、IT業界の人間ではない私でも、実際にたくさんの影響を受けたIT飲み会
ですが、現在全国9か所で開催されています。
そして、今回、震災でたくさんの被害を受けられた東北地域の経済復興に一役買おうと、
7月15日に仙台IT飲み会が発足するとのことです。
大阪発のこのIT飲み会が、全国47の都道府県全てで開催される日も、そう遠くない
かもしれませんね。
ITを自社に取り入れてみたい方、ITを活用してスキルアップしたい方など、ITに
興味のある方は、ぜひ、参加してみてください。
IT飲み会公式サイト http://www.it-nomikai.jp/
追伸:東京・大阪のIT飲み会の前には、IT勉強会が開催されています。
私自身は、こちらの勉強会にも参加していますので、もし興味のある方がいらっしゃいましたら、
こちらの会にも御参加下さい。
IT実践会 http://www.itkeiei.jp/