426 固定電話のサービスをやめて思うこと
2011-02-05 (土)
昨年の12月から、思い切ってM’sFACTORYでは電話対応をやめることにしました。
というのも、ここ数年はお客様とのコミュニケーションの大半がSkypeチャットで行う
グループチャットに移行できたため、緊急の用事でない限り電話がかかってこないのと、
必要な場合については、メールや私自身の携帯電話に直接連絡してもらうことで対応
できていたからです。
固定電話のサービスをやめる数ヶ月前、かかってくる電話といえば、ほぼ営業電話ばかりで、
対応するスタッフも電話の内容を聞かないといけないので、余計に時間を取られる状況を
見ていて、「これは無駄だな」と感じていました。
また、IT実践会でも成功事例の一つとして、固定電話のサービスをやめられた会社の
発表を実際にお聞きして、「よし!やってみよう!」と決断するに至りました。
実際には、当社からお客様に緊急で電話連絡を入れる可能性なども踏まえて、
電話回線自体の契約を解約するのではなく、契約は継続したままの状態にしていますが、
①HP上での電話番号の告知をしない
②仮に電話がかかってきたとしても、全て留守番電話対応で、HPのお問い合わせ欄から
問い合わせしていただくようにしています。
この2点を実施したことで、スタッフが電話対応に追われる時間も無くなり、生産性が
アップしましたし、社内的には在宅勤務を導入しやすくなったことも効果として挙げられます。
デメリットについては、ある程度覚悟していましたが、これが不思議なぐらい、本当にありません。
固定電話のサービスをやめる際は、Twitterで皆さんから「大丈夫?」との声を頂きましたし、
先日出演させて頂いたECstudioTVでも、司会進行の山本さんから「大丈夫かな?と思いました」
と心配していただきましたが、心配ご無用。全然問題ありませんでした。
会社で取り組んでいるビジネス内容に応じて、固定電話が必須の会社もあると思いますので、
この方法が全業種に当てはまるとは思いませんが、電話でできることは電話で、
それ以外のコミュニケーションは別の方法でとることで業務効率は確実に上がります。
そして、今回、IT実践会が開催しておられるIT勉強会が2月16日に行われますが、
私自身がその場で成功事例の発表をさせて頂きます。
今回の固定電話に関する事例も踏まえて、お話を進めようと思いますので、
興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひお越しください。
なお、IT実践会員の方は無料、一般の方は1,400円で参加できます。
IT勉強会に参加を希望される方は、こちら。
皆さんの参加をお待ちしております。